『青春夜話 Amazing Place』12/5(月)の「あなたは自分の十代を繰り返したいですか?」トークゲストは中村うさぎ(作家)さんと枡野浩一(歌人)さんでした。
   うさぎさんの持論は「何回ヤろうが童貞は童貞」。それを聞いた僕が『青春夜話』ではヒロイン青井深琴に「経験のあるなしじゃねえんだよ!」と言わせてます。
   監督の僕が、なぜか女子から強制的に従わされる経験が多いことに話題が及び、それは幼少期の記憶に遡りました。
   女子から見た「自分が何とかしなければ」と思われてしまう存在が、映画の中で須森隆文くんが演じる野島喬にも投影されているのかもしれません。
   

   12/6(水)は高橋ヨシキ(アート・ディレクター、 映画ライター、デザイナー、悪魔主義者)さんがゲストでした。
   ヨシキさんは、『青春夜話』とウルトラマンの関係に言及。
   そして、ヒロイン深琴や、学校に忍び込んだ出来ごと自体、劇中で実在したのか?という視点を投げかけます。
   映画の中の要素が、すべて監督にとっての「分身」であるかもしれないと改めて思いました。
   ヨシキさんのイベントで初めて出会った、本作メインビジュアルのイラストを担当してくださった、うとまるさんも後半登壇してくださいました。
   

   12/7(木)は高石宏輔(カウンセラー、元路上ナンパ講習指導者、『声をかける』著者)さんがゲスト。
   
   高石さんは、『青春夜話』の主人公の「その後の日常」をカウンセリング。観客の皆さんにとっては、いま見た映画の2人の行く末が、
まるで当人の人生相談に答えているように展開され、まさにそれ自体、現実と架空の世界との往還となりました。
   映画としての完成度と、その登場人物固有のテーマを解決しているかどうかはまた別であり、後者に妥協なき視点を向ける高石さんの姿勢に触れて、僕も色んなことが整理されてきました。
   初めてのキスシーンにおける深琴のしぐさに注目され、それが2人の関係論にまで及ぶのは「さすが」だと思いました。

   どのトークも、主演コンビの深琴さんと須森隆文くんが一緒に壇上に上がり、ゲストの感想を聞いたうえでの発言をしてくれました。
   普通トークショーというと、外部ゲストの時と内部で関わった人どうしに偏ることが多いと思うのですが、初めてその映画を見たばかりの人には、やはり出演者の姿に生で触れて声を聞きたいし、かつ見た自分の視点を、ゲストの発言を通して検証できる効果もあると思うのです。
   
   本日以降も出来得る限り「理作と深琴さんと須森の部屋」に、ゲストをお迎えするスタイルを続けたく思います!

   今日のゲストは内田春菊(漫画家、作家)、友松直之(映画監督・本作制作総指揮&出演)両氏がご登壇。テーマは「男のクズぶりと女のズルさ~断絶はまさにここにある」。
   ぜひおいでくだされば幸いです!

『青春夜話』新宿ケイズシネマにて夜9時の上映後連日トークショーあり!http://www.ks-cinema.com/information/7064/
★12/8(金) 男のクズぶりと女のズルさ~断絶はまさにここにある
ゲスト・内田春菊(漫画家、作家) 友松直之 
★12/9(土) クソ社会で取り返す「キラキラ」とは?
ゲスト・宮台真司(社会学者) 深琴 
★12/10(日) 人でなし監督を支えた妻にカリスマ監督TJが迫る
ゲスト・伊藤智生(映画『ゴンドラ』監督/AV監督別名TOHJIRO) 切通理作夫人 須森隆文
★12/11(月) 映画批評家が映画を撮るということ
ゲスト・モルモット吉田(映画ライター) 田野辺尚人(別冊映画秘宝編集長) 
★12/12(火)映画インディーズ魂のありかとは
ゲスト・瀬々敬久(映画監督) 須森隆文
★12/13(水) 中年男女のプラトニック・ラブ~『青春夜話』もう一つのカップル対談
ゲスト・飯島大介 安部智凛 
★12/14(木) 元文部科学省「ゆとり教育」推進者が見た『青春夜話』
ゲスト・寺脇研(元文部官僚、京都造形芸術大学教授、映画評論家) 
★12/15(木) ひと夜限りのAmazing Place~青春夜話クロージング・トーク 
ゲスト・黒木歩 KOH(「KARAふる」として黒木歩と音楽担当) 深琴 須森隆文
※ゲスト出演者、題目は事情により予告なく変わることがあります。ご了承ください。