『青春夜話 Amazing Place』大阪第七藝術劇場での公開、いよいよ最終日になりました。
 最終日は、映画監督の西尾孔志さんとのトークです。
 西尾監督の『ソウル・フラワー・トレイン』見せていただいたとき、1カットの視点のこだわりが濃密なのに驚きました。誰がどこから見ているのかを徹底的にこだわることで、それがいつしかファンタジーの次元に接続したとしても、観客はすっと一緒にその波に乗っていくことが出来る。否、むしろその「波乗り」に快感すらおぼえ、つまり、観客も、映画が仕掛けた日常からの飛躍の「共犯者」になっていくのです。
 
 『青春夜話 Amazing Place』はむしろ、直接的に異次元に接続していくというよりは、その場で事件が「起こる」瞬間を、ちょっと引いた角度から見つめている映画なのかもしれないと、自分で思いました。

 西尾監督から、映画を作る上での自覚的な方法論を、学ばせていただきく思います!

■大阪 第七藝術劇場 20:40より
 http://www.nanagei.com/

1/12(金)  映画でセカイは変えられるのか
トークゲスト・ 西尾孔志(映画監督)

 昨日1/11(木)は、『青春夜話』のメイキングを初公開でした。
 僕は実は、エンディングとかでメイキングが流れる映画に対して、反発を覚えることがあります。
 今回も本編上映の後、すぐにメイキングを見ると興ざめしてしまう人もいるかと思い、メイキングが始まる前に一度私が前に出てごあいさつさせていただきましたが、終わってすぐ皆様から拍手が起こり、ほっとするとともに感激いたしました。

 ヒロイン「青井深琴」は簡単に出来上がったのではないことが通じたからかもしれません。
 次々に壁にぶちあたりながらも懸命にそれを乗り越えていこうとする深琴さん。OKテイクまで徹底的に粘って深夜1時、2時になる現場。
 緊張と覚悟が交差しながらも、人生の中での大切な瞬間を映画に刻み込もうとしていく。
 まさにこの映画の撮影そのものが「青春」であり、なにかが動き出す瞬間が記録されているのだと思います。

 上映後「切通さんの批評家としての活動は知らないのですが。面白かったです」と声をかけてくださる人がいて、
「どちらで映画をお知りになったのですか」と訊いたら「第七藝術劇場の映画はよく見に行くので、今回も来ました」と。
 劇場についてきてくれるお客さんがいるというのは、心強いですね!

 実は昨日はダウンジャケットを着ていても歩いていて挫けそうになるほど寒くて、これじゃあお客さんは一人も来てくれないんじゃないかと
不安になりましたが、そんなことはなく、上映開始後もしのび足で入ってくるお客さんに気持ちがほっこりしました。

 リピーターの方にご用意した特典フォトも、ひょっとしたら最終日は足りなくなるかもと支配人さんに言われたので、
本日は新規プリントいたします。

 最後の夜、ぜひ、一緒に寒さなんか吹き飛ばしましょう!
 

 そして明日からは、名古屋公開が始まります!
 それはまた、ページを改めて。